調べ、感じ、考える
子ども研究学習グループ「あつまれ・ゆうとう生」は、浜松市中央区雄踏町を拠点に、町の歴史や自然、エネルギーや衣食住の問題を学び考え、豊かで広い視野をもつ子どもを育てることを目的にしています。
雄踏町を拠点としておりますが、活動は広い範囲を対象としております。
体験をもとにした知識を養い、独自の考え方や判断力を見極め、解決策を作り上げる発展的な考え方を学びます。
直近の活動実績
参加費、開催日、教室
教室の授業例
- 各所に残った古民家を見学し、当時の暮らしぶりと現代の生活を比較する。
- 工場を見学し、合理化について考える
- 見学した内容をもとに、ソフトウェア(プログラミング)で解決できそうなものを考える
- ゲームプログラミングの学習と制作
- 歴史遺構や博物館の見学
- 移籍の調査、見学
- 老舗店舗の見学
- 暮らしの問題調査(ゴミ問題、食糧問題など)
- プログラミング教室
など。
授業内容は事前に説明し、募集を行います。
なぜ?どうして?どうやったら解決できる?
インターネットとスマートフォンがあれば、指先1つでなんでも調べられる時代。
検索エンジンにキーワードを入れれば、たくさんの答えが出てきます。AIにたずねれば、自分が知りたいこと以上の情報をどんどんと出力してくれます。
しかし実際のところ、どの情報も「誰かがまとめた答えっぽいもの」でしかありません。まるで真実のように語るAIも、過去に否定されたデータを平気で引用していることがあります。
この先に必要になるのは、カンタンに検索するテクニックや、AIにうまくたずねるプロンプトではなく、自分の五感で感じ、頭で考え出した「本物の知恵」です。
ときには、検索やソーシャルサイトでまことしやかに語られる情報とは、真逆の答えが導かれることでしょう。
大切なのは自分が得た結論と何が違うのかを、肌で感じ取ること。
検索が全て正しい、AIが言うことなら間違いない、SNSで有名人がこう言っていた・・・その考え方が染みついてしまうことが、もっとも危険なのです。
”違い”とは、自分の中にある考えとのズレ、違和感です。自分の中に骨子となる考えや疑問があってこそ、ズレに気づくことができます。
自分の好きなYouTubeやSNSしか見なければ、何もズレません。そしていずれは、言われるがまますべてを信じてしまう、機械のような人間になってしまうでしょう。
これから生まれる子どもたちは、初めて触れる情報がすでにこの状態だということを、我々も認識し、また子どもに認識させなければなりません。
あつまれ・ゆうとう生は「自分の中の答えとは何か」について、常に考えつづけます。
過去に学び、現代に生かす
デジタル世界だけではなく、遺跡や歴史博物館を見学し、過去の人間の暮らしや産業を学びます。
過去に興った産業は、地域に根ざしたさまざまな要因から成り立ちます。
温故知新。過去を調べることで、現在に生かせる知識を身につけます。
ぜひ各活動にご参加ください!