先日第9回の小学校低学年向けプログラミング教室を開催しました!(2023年3月22日)
場所は浜松市の可美協働センター。夜18:30~19:30です。
今回の参加者は7人。
みんなscratchによるプログラミングにもだいぶ慣れてきたので、今回からは他の人が遊べる、見て楽しめる「作品」を作っていくことにしました。
当教室としての中間テスト的な意味合いです。
作品の概要を考え、それを実現するためにどのようなプログラムやイラストを作ればよいのか、今まで習ったことを組み合わせて考えていきます。
もちろん習っていないことでも、自分のやりたいことを具体化し、私といっしょに考えていく方法もあります。
6月までに1人1作品以上、他の人に見せられるものを作っていきます。
今は公表できませんが、展示して体験してもらう場を作ります。遊んだ人がどんな感想を持つのか、フィードバックし、自分の作品で他人が遊ぶという体験を積んでいきます。
この体験はより成長を促すはずです。
フリーソフトの体験
私がパソコンにどっぷりと漬かり始めたとき、見知らぬ人と出会うのは「パソコン通信」という、電話回線で通信する文字だけの世界でした。
パソコンソフトはその通信の中でやりとりされていたのです。(もしくはフロッピーディスクやCD-ROMなどで流通するものが大半でした)
私は文章を書くためのソフトや、簡単な絵を描く無料ソフトを作り、そこで配布しました。
すると次々にいろいろな感想や改善案が届き、とにかくうれしく、夢中で改良をしました。改良すればするほど喜んでもらえ、また、改良するためにどん欲にさまざまな技術を吸収しました。
この時の成長速度は、自分一人でプログラムしているときとは、比べ物にならないほどの速度だったと思います。
人にソフトを使ってもらう、作ったゲームで遊んでもらう。
この体験は、成長を促す大事な栄養です。
しかも使っている人の顔が見えるというのも、貴重な体験になるに違いありません。
初めての発表に向けて、一人も脱落しないように進めていきたいと思います。