先日第38回の小学校低学年向けプログラミング教室を開催しました!(2024年7月10日)
場所は浜松市の可美協働センター。夜18:30~19:30です。
パソコンを飛び出して遊ぶ
いままでスクラッチの基礎を続けてきました。
全員スクラッチにも慣れ、「すいぞくかんをつくろう!」「うごくねこをつくろう!」といった課題なら、30分も経たずに作れるようになってきました。
実は、スクラッチ的な操作(ドラッグアンドドロップでブロックを組み合わせる)を採用したソフトは増えており、さまざまなプログラミング環境で応用することができるのです!
micro:bitに触れる
その一つが「micro:bit(マイクロビット)」。
小さな基板にタッチ部分、LED部分、傾き・加速度センサ、無線通信などを搭載し、スクラッチ的なプログラミング環境からUSB経由でプログラムを転送すれば、装置を思い通りに動かせるというもの。
スクラッチは自分のパソコンの中だけでしたが、micro:bitは、電子回路という一つの「モノ」として、現実世界に飛び出します。
ごくごく簡単な装置ではありますが、みんな興味津々!
そしてスクラッチ的な開発環境からプログラムを転送し、LEDなどが動くと驚きが広がりました。
その後は自分でやってみたい人にバトンタッチ。どんどん作って試していました。
こういった電子回路は非常に設計がむずかしく、自分で組み立てるとなると大量の勉強と、ハンダ付けなどの技術の習得が必要です。
micro:bit、Arduino、Raspberry Pi、M5Stack、Obnizといった、自立型マイクロコンピュータが豊富になってきて、電子回路への発展は多くの近道が生まれました。