先日第3回の小学校低学年向けプログラミング教室を開催しました!(2022年12月21日)
場所は浜松市の可美協働センター。夜18:30~19:30です。
今回の参加者は7人。
少し慣れてきて、教室に入ったらすぐにScratchを開き、キャラクターを並べて遊びはじめる子も出てきました。すでに”遊べる道具”として使えています。非常に良い傾向ですね!
さて開催がちょうどクリスマス直前ということで、第3回の授業は「サンタクロースを動かそう!」とし、こちらが用意したクリスマス素材を動かしてみることにしました。
ただ、子供たちのデバイスはバラバラなので、Scratchに素材を入れるのがかなり時間がかかってしまいました。
QRコードでURLを持って行ったものの、読み込めたのは3人ほど。あとは結局URLを手打ちするしかありませんでした。Android系はアプリもバラバラで苦労します。
Scratchのサイトは「共有」しても、なぜかすぐに検索に出てきません。しかも「WTS001」などのコードをタイトルに入れても、なぜか「001」だけになってしまったりと、使い勝手が非常に悪いです。何とかしてほしい。
実技
クリスマスツリーには光が光ったように見えるコスチュームを用意しました。まずはこれをうまく切り替え、ツリーが光るように見えることを目指します。
原理はカンタン。
”ずっと”ブロックを使い、その中で”次のコスチューム”に切り替え続けるだけ。
”次のコスチューム”は最後まで行くと最初に戻るので、例えば2枚のコスチュームなら、放っておくだけでずっと入れ替わり続けます。この原理を使い、ツリーを光ったように見せます。
たったこれだけですが、子供たちは「ツリーが光った!」と大喜び。
自分の手で動かせるのはとても楽しいですね!
次にサンタクロースを左から右へゆっくり動かし、3個のプレゼントをツリーの下に動かすことを目指します。
これは幼稚園児の子にはちょっとむずかしい課題でした。
小さな子は、例えば背景をクリスマスっぽく変える、ツリーの間をサンタクロースが通るなど、自分でできそうなヒントを与えました。その後はどんどん自分で変え、南国のクリスマスにしたりと楽しんでいました。
最初の準備に思わぬ時間の浪費となってしまい、ちょっと消化不良に終わったことは反省点です。
これからも素材を用意して体験していきたいので、なにかもう少し短縮できる手段がないか、次までに考えたいと思います。
子どもたちはわずか3回でどんどん手を動かせるようになり、非常に手ごたえを感じます。いつか本格プログラムの世界も見せていきたいですね!