先日第8回の小学校低学年向けプログラミング教室を開催しました!(2023年3月8日)
場所は浜松市の可美協働センター。夜18:30~19:30です。
今回の参加者は7人。
前回に引き続き、タッチタイピングを進める子はそのまま継続して練習します。
加えて、より高度なプログラムに挑戦したい子には「変数」の扱い方について進めました。
タッチタイピングは薬指と小指がネック
タッチタイピングは一朝一夕には身につかないもの。それぞれ練習してますが、手の小ささもあり、なかなか薬指と小指でのタイピングができません。キーボードは大人用の大きさなので、ここは仕方のないところでしょう。
ゆっくりでも良いので、しっかりと指示された指で打てるよう指導していきます。
これもスポーツのフォームと同じで、最初は苦しくても、理にかなった打ち方を覚えなければ、上達は見込めません。
またすでに独自のスタイルを作ってしまっていると、まずゼロにリセットすることが大変です。もちろんたいていの子は正しいホームポジションを守ることすらできません。ここは根気とやる気の勝負になります。乗り越えれば必ず早く打てるようになります。
プログラムを考えながら打つとき、画面と手を見比べて打っていると、せっかくのアイデアが消えていきます。できれば早いうちにタッチタイピングは身につけたいところ。
変数によるプログラムは理解がむずかった
Scratchに慣れてきた高学年の子には、コンピュータ独特の記憶の仕方「変数」について触れてもらいました。
ですが、どういった動きをするのか、何の役に立つのか、なかなか理解はむずかしいようでした。
変数による短期記憶を繰り返しながら、さまざまな判断をしていくのがプログラムです。変数を身につければ、そのあと、非常に広い範囲で応用できる技術となります。
変数についても回数を重ね、ぜひ身につけていってほしいと思います。
競技プログラムの世界
おまけで競技プログラムの世界を少し覗いてみました。
AtCoderとCodeWarsを見てもらい、一体世界にはどんな人たちがいるのか、最先端を感じてもらいました。
プログラム自体を作ることが大好き!そんな人たちが、今世界を変え始めているんだよ、と実感してもらいたいですね。ですがまだ、何だかよくわからない勝負をしている変態的なサイト(笑)として見られてしまったようでした。